芸術家たちが世界中でイノベーションを起こし、新しい価値観で人と社会を進化させてきました。
19世紀フランス パリでは、印象派の画家たちやモンマルトルの丘のバトー・ラヴォワール(洗濯船)を若き芸術家たちが憧れ愛し、引き寄せられるように集まって芸術革命を起こしました。
バトー・ラヴォワール(洗濯船)
左からモディリアーニ、ピカソ、アンドレ・サルモン(1916年8月12日パリ)
バティニョールにあったマネの アトリエに集まる若手芸術家たちを描いた絵。マネ以外をジャ ケットにネクタイ姿で描くことで尊敬の念を表している。
産業革命が起こったイギリスでもそれまでの芸術を引き継ぐ保守的な新古典主義のアングルとその頃、時代を台頭した革新的なロマン主義のドラクロアら芸術家たちが、絵画、音楽、文学、舞台、それぞれの信じる道を開拓していきました。
『グランド・オダリスク』 1814年 ドミニクアングル(ルーヴル美術館所蔵)
『サルダナパールの死』1827年 ウジェーヌ・ドラクロワ(ルーヴル美術館所蔵)
14世紀のイタリアのルネサンス期でもお互いの気づきと評価を繰り返しながら、サイエンス、アート、経済までも大きく揺るがす爆発的なパワーを世界に発信していたのです。
『バチカン最後の審判』
これは人類創世記のネアンデルタール人やクロマニヨン人がサバイバルをしていた古代から続いている認知革命です。
『空想上の動物も描かれているショーべェ洞窟の壁画』
自ら気づくこと、客観的な評価でモチベーションの持ち方(非認知能力)が変わり、大きく未来に影響していくのです。それほど人にとって「原因と結果」を認識することと同様に”気づき”と”評価“は重要なものなのです。
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