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アートの民主化 Chapter 7

”アートの民主化 Chapter6 正直に生きている人は面白い ”からの続き









Chapter 7 魅力(独自性)


「私しかしないこと・私だからすること・何時間でも続けられること」



 私しかしなさそうなこと。例えば私の場合、子どもの頃から人が集まることと誰かのサポートをすることが好きでした。奉仕とかボランティア活動をしたいということとは少し違って、自分自身あるいは家族のために行動していることでも結果的に人と人、人と何かの「橋渡し」に繋がっていくことに充実感を感じています。そんな人はたくさんいるでしょうが、デザイン&アートの分野で私の培ってきたことを使って、それも日本で…という具合に私のもっている条件をつけていくとその人数も絞られていくはずです。そんなことが自分のやりたいことへの自信にも繋がったりします。どんなことが自分の自信として思えるのかで、それぞれのモチベーションが決まってくるように思えます。





ポスター『ムーラン・ルージュのラ・グリュ』1891年 

トゥールーズ=ロートレック



 私だからしていること。その時代、周りの環境も大きく関わってくるのでしょう。その時やっていること(習慣)や行動範囲を客観的に見直してみると意識していなかった自分自身の姿が浮き上がってきます。”著名人の行動、報道のあり方などテレビに向かって文句をいっている。流行に敏感。無意識に落書きをしている、喋っている。散歩が好き、暇であることが好き、嫌い。知らない人の中にいたい、集めたい…”など。自分の中では勝手に「普通」と思い込んでいることが意外と独特でその人の持ち味の現れだったりします。自分の特徴を発見して、その力を発揮していきましょう。



           富嶽三十六景『凱風快晴』 1832年  葛飾北斎


 何時間でもやっていられる。「いつの間にか時が過ぎていた」という感覚を覚えたことはありませんか?自分に適していることに気が付かずに見過ごしているのかもしれません。「仕事と遊びは別」、でしょうか?そんな考え方をいつ、どこで植え付けられたのでしょう。学校では、休み時間が「遊び」の時間?教室で学習することが楽しく「遊ぶ」になっている授業もたくさん存在しているはずです。家族が囲む食卓が「楽しい一時を過ごす場」になっている家庭もたくさんあります。職場の「仕事で遊ぶ」ために出勤する人もいます。

唐突ですが、私は雲が好きで、やさしい雲、かっこいい雲と勝手に分類することで楽しんでいます。そんな時、その状況から何かを会得していると考えるので何時間たっても集中力が続きます。結果的にその場で過ごした時間に価値を感じ、その多くが記憶に残っています。記憶に残るということは、意識しようがしまいがその時が充実していたということです。逆に充実した時間を過ごすために何をすればいいのか再認識するためには、自分の記憶をたどってみるのも一つの方法でしょう。



         『記憶の記録 数分間 台風前日Ⅰ』 文田聖二


道ばたの草木や石ころに心を引かれる人もいます。 「そんなことで?」 でも、その人にとっては幸せなのです。心が揺さぶられるものも人によって違います。続けられることが実力。 癖は魅力。好きなことが才能。自分という人間は自分だけ、磨かれた感覚が、自分らしい幸せを見つける力になると考えています。







”アートの民主化 Chapter 8 表現手段(スキル:他者への説得力) ”に続く

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