文田聖二 FUMITA SEIJI 作品集「平成美術家日記」
Ⅱ
野原で一輪の花を見かけて
「何だ、すみれの花か」と言葉で理解した瞬間、見るのをやめる。よく観れば、かつて気づかなかった美しさに感動できるのに知っていると思い込んでいる。
言葉での理解を疑い、自分の目でよく観て、自分で気づいたことを大切に毎日を丁寧に過ごしていければいい。
≪ 日仏現代美術交流 ≫
「共鳴する場へ/Without Identity Without Frontier 」
原子量発電で”核”エネルギーの恩恵を受けているフランスと唯一の被爆国である日本の作家がそれぞれの国で数カ月滞在し、生活と創作活動、イベント、作品発表をしながら文化交流をしたアート・イン・レジデンス。
お互いの立場、育った環境の違う美術家同士で、共鳴していく場(コラボ展)を創造していく企画。
『PORTES OUVERTES AU JAPON 1995 in PARIS』
ミクストメディア(テディ ベアー・布テープ・木・アクリル・壁紙etc)
主 催:芸術計画Z・A
共 催:京都市
後 援:パリ市、駐日フランス大使館、日仏協会、関西日仏交流会館、
京都商工会議所、京都仏教会、NHK京都放送局、KBS京都、 京都新聞、
FM京都、レ・ヴォア、中京文化協議会、立誠自治連合会、立誠文化協議会、
河原町商店街振興組合
助 成:国際交流基金、笹川日仏財団、ユニオン造形文化財団、野村国際文化財団、
朝日新聞文化財団
協 賛:イタリヤード、日本アムウエイ、オムロン、ワコール、京都精華大学、
村田製作所、全日空、都ホテル、YOMOGI、造形美術社協力 カンペハピオ、
セメダイン、三洋ライフ、エレクトロニクス、三菱電機郡山製作所、
ホルベイン、堀内カラー、日本コダック、京額、ギャラリー・サージ、
スパーク外語学院、ギャラリー・マロニエ、ギャラリー16、ギャラリー楽、
The Uferギャラリー
支 援:京都アートフェアー
『 平等であるということ 』
異国の土地で、作品制作に使用する初めての材料や画材を現地調達し、慣れない環境の中で創作活動をする。刺激的な環境ではあるが不便な生活で、いつもとは勝手が違う状況や新鮮な感覚を実感しながら、新しい自分を発見していく。
『 表層の毒 』
『PORTES OUVERTES AU JAPON 1995 in PARIS』
ミクストメディア(テディ ベアー・布テープ・木・アクリル・壁紙etc)
『 核の街の ours en peluche 』
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