top of page
検索
  • 執筆者の写真sfumita7

『”アートは自分と無関係”ですか?』 生きるために造ってきたもの :5

更新日:2021年5月3日

”アートは自分と無関係”ですか?


 美術館や画集で世界的な名画を鑑賞してもよく分からないのは、絵心や感性、才能の有無の問題ではありません。言葉や文化が違う異国の書籍や映画を翻訳や字幕なしに眺めているようなものなのです。


 絵には、制作された成り立ちや題材の意図、技法の発展、画材の発明、画家の師弟やライバル、パトロンなど影響を与えた人々との関係や社会背景があります。その時代のサイエンスとも共鳴し合ってきたアートはすべての人に関係し、芸術家のエピソードは異なる文化圏の人々の心にも響くはずです。


 古代人が絵を描きはじめてから現代まで4万年ほどのアート ヒストリーがあります。そんなアートの歴史はヒトの進化の歴史ともいえます。古代では木の実などの樹液や土、血液などを混ぜて作った絵具と木の枝や動物の毛を画材として使い、中世ではモザイク画やフレスコ画などの技法が開発され、ルネサンス期以降、絵画技法の発展や油絵が発明されてから現代までの数百年に社会の変化に伴って絵画様式もその役割も変わっていきました。アートとサイエンスの発展によって、ヒトや社会の成長が促進されたともいえるのです。

 アートに触れることで日常を非日常に変えるのではなく あまりにも日常的で普通のこととして見過ごしていることに視点を向けたり気づいたりすることで、考え方や意識までが変わっていきます。 アートに触れることで五感が機能して、結果的に今までとは違う世界が日常になっていくのです。


『芸術から教訓は受けない。頭が賢くなるのではなく、心が豊かになる。子どもたちは

ユーモアを求めている。人は失敗するし、失敗するものだから温かみを感じる。』

ミヒャエル・エンデ


 みんながクリエイターになれます。 創作は、本質に向かうから面白いのです。 本質に触れると楽しいしワクワクしてきます。

 芸術、芸能、スポーツなど特殊な分野、職種だけではなく、日常的な生活、仕事そのものに 創造性が求められてきています。 創造性を意識すると毎日の作業が創作に変わり、やりがいや生きがいを感じられるのです。

閲覧数:41回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page