美しい生活と仕事をするための美意識Ⅰ
- sfumita7
- 6月8日
- 読了時間: 13分
更新日:4 日前
「歳を重ねて美しくなる人は、生き方がいい」
こんな生き方をする人は、美意識を磨いている。
どんな日も、ちょっとした気づきや発見が、心を癒し、元気をくれる。 些細な気づきで、美意識は磨かれる。

〜日々を照らす些細な言葉〜
できることを一緒に見つけよう
「これもできない、あれもできない」と言われると、心がしぼんでしまう。
でも、「これもできるようになったね」「あれもできるようになるよ」と言われると、
不思議と自信が湧いてきる。
教える側も、どうしたら伝わるか、どうしたら理解できるかを一緒に考えてくれると、
学びはもっと楽しくなる。
小さな「できた!」を積み重ねていけば上等。
日常の中の発見
ゲーテは色の感じ方が人によって違うことに気づき、
レオナルド・ダヴィンチは落ち葉の動きからヘリコプターを思いつき、
画家のコローは光の使い方で空間の見え方が変わることを発見しました。
こうした「気づき」は、私たちの日常にもたくさん隠れています。
ふとした瞬間に、世界が違って見えることもあるのです。

“普通”の中にある不思議
リンゴが落ちるのも、暗闇で色が見えなくなるのも、
昔の人は当たり前のことと思っていました。
でもニュートンは「なぜ?」と問いかけ、そこから大きな発見につながりました。
身の回りの“普通”も、ちょっと立ち止まって考えてみると、
新しい何かが見えてくるかもしれません。
好きになるきっかけ
高校時代、美術の先生が「セザンヌは絵を描くことを研究した」と熱心に話してくれました。
最初は難しくて分からなかったけれど、先生の情熱に引き込まれて、いつの間にかセザンヌの絵が好きになっていました。
誰かの「好き」が伝わると、自分の世界も広がります。

希望はいつもそばに
神話の中で、あらゆる災いが世の中に飛び出したあと、
最後に箱の隅に残ったのは「希望」。
どんなに辛いことがあっても、希望はそっと私たちのそばにいる。
忘れそうになった時も、静かに見守ってくれている。
誰かの力になれる幸せ
自分の仕事や得意なことが、誰かの助けになるとしたら、それはとても幸せなこと。
困っている人を助けられる人は、きっと自分も幸せを感じられるはず。
小さな手助けでも、誰かの世界を明るくできる。
夢はイメージすると近づく
やりたいことや叶えたい夢は、
言葉だけでなく絵や写真でイメージすると、もっと現実に近づいてくる。
毎日そのイメージを見ることで、自然と行動が変わっていく。
夢を「見える化」して、少しずつ前に進んでいけばいい。
与えられたものの価値
何を手に入れたかより、どれだけ与えられたかで人生の価値は変わる。
時代を超えて愛される作品には、作り手の思いが込められている。
心を込めて誰かに何かを与えることが、巡り巡って自分の幸せになる。
成長する喜び
「幸せを感じるのは、成長が加速する時。止まれば消える」
これはフランスの経済学者ダニエル・コーエンの言葉。
何かを作ったり描いたりする時、完成の喜びよりも
「もっと良くしたい」と思う気持ちが、私たちを元気にしてくれる。
だから、いくつになっても新しいことに挑戦する人は、いつまでも若々しい。
火の灯りがくれる安心
部屋の灯りを変えるだけで、気分や雰囲気が変わる。
火に近い温かい光は、心を落ち着かせてくれる。
たき火の炎を見ていると、なぜか安心する。
キャンプの夜、火を囲んで過ごす時間は、それだけで心が満たされる。

心の強さは多様な経験から生まれる
自分に合わない人や、苦手なことにもあえて向き合ってみると、
心の中の新しい一面が目覚める。
そうした積み重ねは、あなたの心をしなやかで強くしてくれるはず。
創造力の価値を見つめ直そう
日本ではスポーツや芸能が注目されがちですが、デザインやアート、創造力も社会を変える大きな力を持っています。
まだ十分に活かされていないこの力に、もっと目を向けてみませんか。
本物に触れる体験の大切さ
写真や映像だけでは伝わらない世界があります。たとえば、マーク・ロスコの絵画は、実際に作品の前に立つことでしか感じられない深い感動があります。
「面倒くさい」の中に新しい発見
面倒だと感じることや人にも、実は大切な意味がある。
その存在の意味を考えてみると、心に新しい風が吹き込み、気持ちも軽くなってくる。
探究心を持って、心の散歩に出かけてみる。
「面倒くさい」はやりがいの種
「辛いことを楽しめ」と言われても、なかなか難しいもの。
嫌いなことも無理に好きになる必要はない。
ただ、必要なこととして受け入れてみる。
自分から積極的に取り組む「面倒くさい」は、やがてやりがいに変わる。
彫刻の表情が語る時代の思い
ギリシャ彫刻の無表情は「感情を公に出すのは野蛮」という考えから生まれました。
日本でも時代や人々の価値観で彫刻の表情は変わる。
どの時代も、その時々の人の思いを伝えている。

視覚情報の力を意識する
私たちが得る情報の多くは、実は視覚からきている。
でも、普段はあまり意識していない。
色や形が私たちに与える影響を、もっと意識してみれば新しい発見があるはず。
文化は選び、組み合わせ、育つもの
古代の西洋美術と東洋美術は似ていました。
その土地に流れ込んだ情報を人々が選び、組み合わせて文化が生まれます。
風土や思想の違いが表現を変え、文化が社会を変えていったのです。
伝わることの大切さ
デッサンは、ただ上手に描くことよりも「どうすれば伝わるか」を考えることが大切です。仕事や生活でも、伝える工夫が充実感や楽しさにつながります。
上手い下手ではなく、「伝わる」ことを意識して描いてみましょう。
小さな成長を積み重ねて
「やらなきゃ!」だけでは続かない。できたことを一つずつ認め、
「前回より少しだけ進歩した」と自分を評価していくと、自然とやる気が湧いてくる。
授業も仕事も一歩一歩、実行すれば成長していく。
上に立つということ
ボスは孤高の存在で威厳をまとい、リーダーは共に歩む仲間。
どちらも「責任」を引き受ける覚悟が必要。
責任を取らない人が上に立つと、みんなを間違った方向へ導いてしまう。
だからこそ、上に立つ人は「みんなの未来」を背負う大切な役割なのだ。
褒める力
アメリカの調査では、上司に叱られてばかりいると、
やる気を失う人が6割もいるそうです。
でも、いいところを見つけて褒めてくれる上司のもとでは、
みんながイキイキ働いています。
人は、認められることで本来の力を発揮できるんですね。
日本の医療制度のすごさ
日本の医療制度は世界でもトップクラス。健康保険のおかげで、誰もが安心して治療を受けられる。世界を見渡すと、こんなに恵まれた国はなかなかありません。ありがたいことですね。
できなくても大丈夫
すぐにできなくても大丈夫。まずは「理解」することが大切。
理解できると、世界がもっと面白く見えてくる。
逆に、わからないまま何となくできてしまうと、すぐに飽きてしまうもの。
面倒だなと思う時こそ、成長している証拠です。
家族の時間
我が家では、みんなが集まる時を「家族の時間」と呼んでいます。
このひとときのために、日々のすべてが回っているようなもの。
大切な人と過ごす時間こそ、人生で一番の宝物です。
世界が喜ぶ企画
第一回 東京オリンピックは、日本のためだけでなく、世界中の人が喜ぶことを考えて成功しました。
「おもてなし」の心もその一つ。組織のためではなく、個人の幸せにつながる企画が、結局みんなの心を動かします。
感動を忘れずにいたいですね。
観察力の大切さ
デッサンで大切なのは、ただ見たままを描く力だけではありません。
物の存在や、光の影響を感じ取る観察力が必要です。
この力は、絵だけでなく、社会のあらゆる場面でも役立ちます。
アートがもっと重視されると、世界はもっと豊かになるかもしれません。
アートの面白さ
少しアートやデッサンを学ぶだけで、今まで気づかなかったことが見えてきます。
絵を描くことだけでなく、日常のいろんなことに新しい発見がある。
だから、アートは人生を面白くしてくれるのです。
毎日の楽しみ
毎日一食は麺類。ラーメン、そば、うどん、パスタ…たまにソーメンを食べると新鮮な気分。冷麺やフォーもいいけれど、 好きな麺類で一日をスタートすると、朝からなんだか元気が出ます。
色の世界
色の感じ方は人それぞれ。ゲーテはその違いに気づき、
ダヴィンチは体の違いを解剖で発見し、
画家のコローは光の演出で奥行きを表現しました。
私たちは「普通」と思っていることの中にも、
まだまだたくさんの不思議や発見が隠れているのです。
古典は、かつての最先端
今、私たちが「古典」と呼ぶ作品も、当時は最先端の技術と発想で生まれたものでした。
教会の壮麗な建築やステンドグラス、フレスコ画は、
当時の人々を圧倒し、感動させるための“アミューズメントパーク”のような存在だったのです。
時代が変わっても、人を驚かせ、心を動かすものは、いつも新しい挑戦の中から生まれてきます。
言葉を交わすことの力
「おはよう」「ただいま」「ありがとう」——何気ない日常の挨拶や言葉は、心を温め、元気をくれる魔法。
声に出して伝えること、そしてそれを受け取ってくれる誰かがいること。それだけで、私たちの毎日は豊かになる。
小さな言葉を大切に、今日も誰かと心を通わせよう。
「わからない」は成長のはじまり
「わからない」「間違えた」——その言葉を素直に言えることは、恥ずかしいことではない。
むしろ、分かったふりをしてしまう方が、後々みんなを困らせてしまうことも。
自分の気持ちや状況を正直に伝え合える人たちとなら、どんな仕事も前進できる。
周りのために、素直な自分でいること。それが賢さのひとつ。
「やりたいこと」が見つからないあなたへ
やりたいことが見つからない時は、まず「理解する」「共感する」「提案する」の三つを意識してみてください。
何か一つでも、分かることや面白いと感じることを追いかけてみよう。
大人になってからでも遅くない。学ぶ楽しさは、きっと日常を明るくしてくれるはず。
「普通」の中にある発見
ニュートンがリンゴの落下や光の色を「当たり前」とせず、疑問を持ったように、私たちも身の回りの「普通」に目を向けてみましょう。
何気ない日常の中に、まだ気づいていない発見が隠れているかもしれません。
人間の限界と創造力
フクロウは首をぐるりと回して広い視野を持ちますが、人間は進化の過程で失った能力を、道具や法律、芸術、学問で補ってきました。
足りないものがあるからこそ、人は工夫し、知恵を磨いてきたのです。
自分の弱さや限界も、新しい力を生み出すきっかけになるのです。
「苦手」は思い込みかもしれない
「絵が苦手」と思っている人も多いですが、それは教育や周囲の影響が大きいもの。
実は日本人は絵が好きで、描く力も持っています。
高いクオリティの画像に囲まれて育っているからこそ、無意識に自分と比べてしまうだけ。思い込みを手放して、自由に描いてみませんか。
「普通」にとらわれないで
私たちは「普通こうするもの」という無意識の枠に縛られがち。
でも、時にはその枠を外して、自分の考えや行動を意識してみよう。
それが「思い」を持つということ。
自分らしい選択や行動が、日常をもっと豊かにしてくれる。
個性は、選んだ情報でできていく
何気なく目にした情報や、偶然出会った人。その一つひとつが、あなたの個性を形作っている。
出会いは偶然のようで、実はあなた自身がどこかで求めていたものかもしれない。
新しい情報や人との出会いを大切に。
美しさは、あなたの心が決める
ゴッホの絵に心を動かされる人もいれば、道端の草や石ころに美しさを感じる人もいます。
美の基準は人それぞれ。
あなたが「美しい」と感じるものを大切にしてください。
世界は、あなたの感じ方で、もっと豊かに輝きます。

文化が心を満たす
音楽を奏でたり、絵を描いたり、詩を紡いだりする時間は、決して無駄ではない。
文化的な活動がない日々は、どこか虚しく感じるもの。
人は、文化を通じて本当の満足と望みを手に入れている。
小さな行動が大きな意味を持つ
アメリカの大工、ダルトン・ゲッティさんは、9.11の犠牲者のために毎日一本ずつ鉛筆の芯を彫刻しています。
彼は自分をアーティストだと思っていません。
ただ、自分にできることを静かに続けているだけ。それが誰かの心を癒しています。

協力の力
正解のない問題に取り組む経験が少ないと、他人と協力して解決策を見つけるのが苦手になりがち。
みんなで知恵を出し合い、尊重し合いながら進むことが大切。
対話の本質
話し合いは、相手の意見を否定する場ではありません。
相手の思いを受け入れ、より良い解決策を一緒に考えていくことが、本当の対話です。
アートとの出会いは人生を変える
座右の銘や愛読書と同じように、絵や作品との出会いも運命的なもの。
作品を深く読み解くことで、自分自身もさらに成長できる。
文化的な生活の豊かさ
音楽や絵、詩に触れる時間やお金を無駄だと思う人もいますが、
文化的な活動は心を満たし、厳しい状況でも日常や未来への希望を与えてくれます。
楽しみの裏側
どんな楽しみも、実は感覚や知性を磨く真面目な一面を持っている。
楽しむことで、自分の感性も育っていく。
日本のビジュアル文化
日本文学や俳句、生け花や茶道は、すべてビジュアル的な文化。
日本人は映像を巧みに操る民族。その力をもっと教育や仕事に活かせば、世界でさらに輝ける。

新しい視界
目が悪い人でも裸眼でくっきり見えるディスプレイが開発されました。
技術が人の可能性を広げてくれます。
台風一過の美しさ
台風が去った後、空や街、植物、光、空気の美しさに気づかされます。
そんな瞬間を写真や絵、記憶に残すことは、人生の宝物。
美術教育の力
美術教育を通じて、考え方や創造性をトレーニングすれば、
日常や仕事に文化的な視点が生まれ、心が整理されて元気になれます。
生きがいもきっと見つかります。
視点を変えるだけで
元気になったり前向きになれたりするのは、考え方や視点を少し変えただけ。
思い込みを外して、知らなかった自分に出会ってみよう。
普遍的な欲求
世代や時代が違っても、人間の根底にある欲求や衝動は変わらない。
親子でも、古代と現代でも、心の奥底はつながっている。
平和な日常の幸せ
夜遅く帰宅して、子どもたちに「今日はどうだった?」と聞くと、
「トイレの電球が切れた」と返事。
これ以上の出来事は「なし」。そんな平和な日常こそ、幸せの証。
空と雲の記憶
「画家ウィリアム・ターナーが描いた雲を見るとイギリスの空を思い出す」と語る人がいます。空や雲にも、その土地ならではの個性があるのです。

視点を変える力
ニーチェの「遠近法的思考」は、感性や思考力を使って物事を多面的に見ること。
不快を快に変える力も、視点を変えることで生まれます。

本能と進化の記憶
人間の胎児はお腹の中でえら呼吸をし、海と同じ成分の羊水で育つ。
本能は進化の記憶。新しい学びも、実は思い出しの繰り返しかもしれない。
日常の大切なつながり
自分にとって大切なことが起こっていても、気づかずに過ごしてしまうことがある。
日常の出来事や出会いを大切にし、世間とつながり続けよう。
贅沢な住まい
晴れた日に訪れたい場所、武相荘。
白洲次郎・正子夫妻が住んだ和洋折衷の家には、職人の技と夫妻のアイデアが詰まっています。
贅沢とは、心豊かな暮らしそのものです。


アートとの運命的な出会い
書物やアート作品との出会いは、運命的な人との出会いのようなもの。
幼い頃からアートに触れることは人を育て、作品を読み解くことでさらに成長できる。
あなたへ
日々の小さな出来事や文化的な体験が、あなたの心を癒し、元気を与えてくれます。
何気ない日常の中にこそ、人生を豊かにするヒントが隠れています。
あなたの毎日に、少しでも温かさと前向きな力が届きますように。
ありがとうございます
心に染み渡る言葉感謝します