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逃亡生活の売れっ子画家

  • 執筆者の写真: sfumita7
    sfumita7
  • 2021年11月23日
  • 読了時間: 2分

【名 前】 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ




【芸術活動】 絵画制作

光と陰のコントラストで劇的に演出した明暗法を確立し絵画を描いた。バロック時代の画家たちに多大な影響を与え、一世を風靡した。


『聖マタイの召命』1600年



【生息地】 バロック期イタリア


【特徴・習性】

 絵の達人・気性が激しい・争いごとが絶えない・孤独・過ちを繰り返す愚か者


『ホロフェルネスの首を斬るユディト』 1598年 - 1599年



【エピソード】 「短気は損気」

絵で光と影の演出革命を起こしたバロック絵画の売れっ子スター。

7歳の時に天涯孤独の身となりローマで絵の修業をするが、賭け事の口論で殺人を犯してしまい逃亡者になってしまいます。

一度は絵の才能で免罪されますが、激しい気性のため罪を繰り返し、逃亡生活の中で絵画制作の依頼を受けながらも歴史に残る名作を描き続けました。

奇しくも遺作と同様に斬首刑で幕を閉じた人生も絵も劇的だった37年間の生涯を終えたのです。


『果物籠を持つ少年』1593年 - 1594年


『ゴリアテの首を持つダビデ』 1609年 - 1610年


『洗礼者聖ヨハネの斬首 』 1608年


 

【余談ですが】

西洋では薄明りや夕暮れ時を楽しむ習慣があり日が暮れてもなかなか明かりをつけません。薄明りの中で過ごす時間が多いほど明暗の感度が敏感になます。

この習慣も西洋画が光と影にこだわり、明暗法が発展した要因でもあります。

 
 
 

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