空想上の動物が描かれているショーべェ洞窟の壁画 紀元前約3万2000年
虚構のおかげで、認知革命が起きた ※認知的能力(学習、記憶、意思疎通の能力)
・ネアンデルタール人 = 家族単位で行動:芸術家
・クロマニョン人(ホモ サピエンス) = 組織で行動:社会的な動物
脳(思考力)が劇的に発達
・80万年前に火を発見し、30万年前には一部の人類種が日常的に使用。7万年前から
3万年前にかけて、人類は、舟、ランプ、弓矢、針(暖かい服を縫う)を発明、芸術と
呼べる品々、宗教や交易、社会的階層化の最初。
・たんに物事を想像するだけではなく、集団でそうできるようになった。
※特にクロマニョン人(ホモ サピエンス)は、無数の赤の他人と著しく柔軟な形で協力
できるようになり、世界を支配した。
マンモスの牙を材料に作られた約4万年前の彫刻像
『ライオンマン』
マンモスの牙を材料に作られた約4万年前の彫刻像です。
ライオンの頭と人間の胴体をあわせもつことから「ライオンマン」とよばれています。
<雑誌ニュートン(2019年1月号)より引用>
4万年前にライオンマンが作られた理由
・宗教・呪術・共同体のシンボル 等
『死者の書』 古代エジプト
古代エジプト人は、死後の世界に対して独特の関心を持っていた。かれらの死後の世界を描いた「死者の書」が、のちの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、…)に影響をあたえた。
デザインは、必要な情報の組み合わせ
ライオン+人
『ご当地キャラ』 ご当地の産物などの情報の組み合わせでデザインされたゆるキャラ
情報の組み合わせのデザインで生まれたヒット商品
情報の組み合わせ(船旅:客船+ホテル)のデザインで生まれた人気ホテル
情報の組み合わせ(ターゲット+サービス)のデザインで生まれたポスター
情報の組み合わせのデザインで生まれたロココ時代(社交界)のかつら
情報の組み合わせで生まれた絵画表現
『赤いモデルⅢ』1937年 ルネ・マグリット
『大家族』1963年 ルネ・マグリット
『共同発明』1934年 ルネ・マグリット
キュビスムの画家たちが、分解した視点情報を切り貼り(再構成)した。
『 階段を降りる裸体No.2 』 1912年 マルセル・デュシャン
18世紀後半に起きた産業革命以降、ますます加速化し、発達する機械文明。
デュシャンはいつの日か人間さえもそのシステムの中に組み込まれ、一個の機械(単純な連続性)となるだろうことを鋭い感性で予感していた。
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