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  • 執筆者の写真sfumita7

The king who tried to overcome people

更新日:1月9日



『 人を越えようとした王様 』



その王は、臆病

必要でない力があり過ぎた

使いこなせる力の限界を越えたときから狂い始めた不運の人


その王は、人間

人の中に入ることを嫌った

自分が何であるかを知らなかった

知れるだけのものをもっていたことに気がつかなかった

いつも満足できなかった

不満が不安に変わっていった


その王は、傲慢

いつも上にいたかった

何も支えることができなかった


その王は、道を運び間違えた

そして、何も成しえなかった






『 王様になろうとした家来 』



その家来は、王様の欠点を知った

悩みも知った

従順に仕える術も知った


使われる立場も知った


ただ、立ちはだかる者への信頼が消え、求めるものが変わった日

からの行動に自我が芽生えた

目的が見得て、不満が積もった

真実も現実も問題ではなかった


彼は学び、行動し、目的のためだけに努力した


家来は、王としての悩みを知らず、王としての欠点を知らず、家来としての力を捨てた時、

自我を失い破滅した


従順でない者たちの群れに気がつかず、家来の単なる野望に終わった






『 忘れがちな流れ 』



未来を求め、過去と共に生きている。時間に流されて、今の自分を考えることがめったにない。未来に期待して、過去を反省して、いつも何かに追われている。

時の流れは変えられないが、自分の中での時間はどうにでもなる。どんな時間を見つけていけるのか、流れをどう変えていくのか、考えられる余裕を自分の中に置いておきたい。



何かを残す

かたちを見せ、見えないものを残す


速い流れの中に入ると見えにくい、あるいは見ることさえも忘れてしまう

流れに乗れないから見えてくることもある


未来と過去とは、違う時の流れの中

瞬間のことではなく、数日の現実でもなく

自分だけが創りえる流れ


その流れの中で、新鮮な流れを眺める

そこで見えてきたものが、新しい流れを創るきっかけになる

そして、何かを残すことになる







『 許される範囲 』



知るということが、良いことだとは決して言いきれない。知らない方が良かったといえることもある。知るということで、自分を見失うこともある。



バベルの塔とは、なんだったのか

分裂の始まり

みんなそれぞれの目的で高い場所をめざす

向上心が無いとしたら、無くてもいい状況があったとしたら


ものは言い様、考え様


人がもつ「器」

自分の流れを外れないこと、自分の流れを知ること

大きさ、深さはともかく、見事な「器」に仕上げたいものだ


ものは言い様、考え様


バベルの塔は、なんだったのか

人に何かを教えてくれた魅惑の塔







『 閉鎖された塔 』



今はいまで、先のことを考えてはいるが、多分予測とは違う未来があるということが、今の僕にとって一番の励みになる。予感なのか自信なのか「そんな気がする」そんなものが、自分の未来を左右している「そんな気」がする。



独りだとできないことがある

独りだとできることが、群に紛れるとできなくなることがある


大切なものを誰が知っている

自分が知っている

知っているのに大切なことにならないのはどうしてだ

自分が大切にしていないから


自分を閉ざしてしまうのは、自分以外の誰にもできない

閉ざしてしまうものは、いらない


閉ざされた先には、目指すものがある

すでに持っている



 「戦争なんか嫌だ」と言っても、世界のどこかで起こってしまう。皆が戦争を拒んでいるわけではない。

 問題点に気づいても「このままでは駄目だ」と思っているだけでは、実状は変わらない。




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