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生きるために人が造ってきたもの

  • 執筆者の写真: 聖二 文田
    聖二 文田
  • 6 時間前
  • 読了時間: 2分

   


あなたは、勉強が好きですか。人は、なぜ研究をするのでしょう。あなたは、何のために働くのですか。あなたにとって「学問」とは何ですか、あなたにとっての「仕事」とは何でしょう。

遠い昔、王に雇われる騎士や職人でも領土を借りて働く農民でもなく、自らの意志で生きはじめた大きな都市の市民には、「家柄、職業、宗教、国籍が問題なのではない。問題なのは、“おまえはいかなる人間か”といった新しい価値観」が生まれました。

19世紀、印象派の画家が描く絵に憧れて、パリ証券取引所の株式仲買人から画家に転職したポール・ゴーギャンは、大都会から南の楽園タヒチに飛び出し、名画『われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか』を最後に描き残しました。あなたは何者でしょう。


『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』1897-1898年
『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』1897-1898年

古代、エーゲ海に浮かぶ島々に都市国家をつくった民族、自由を好んだギリシア人の絶対的な美の基本は”emotion[心身の動揺を伴うような強い感動]”をどれくらい与えられるかにありました。その頃はアートといった学術的な縛りはなく、教育や学問の目的が共通して人類に”emotion”を与えることだったといえるのです。


古代ギリシャ彫刻
古代ギリシャ彫刻
パルテノン神殿
パルテノン神殿
パルテノン神殿内部(復元)
パルテノン神殿内部(復元)
パルテノン神殿内部 復元
パルテノン神殿内部 復元

ワクワクを感じるために学び、人の生活に“ワクワク感”を与えることが学問の目的でした。そんな新たな“気づき”の喜びが「最も高貴な喜び」だと、芸術家でもあり多岐にわたる分野の研究者でもあるレオナルド・ダ・ヴィンチも話しています。


『ウィトルウィウス的人体図』 1485年頃 レオナルド・ダ・ヴィンチ アカデミア美術館(ヴェネツィア)
『ウィトルウィウス的人体図』 1485年頃 レオナルド・ダ・ヴィンチ アカデミア美術館(ヴェネツィア)
『レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿』より
『レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿』より

旧石器人からすれば、“学びと工夫“の面白さと同様に”仕事“も生きることが目的であり、スケジュールをいつも自分で決める毎日が新鮮でドキドキワクワクするものだったのかもしれません。


ネアンデルタール人の生活
ネアンデルタール人の生活


家族や仲間と共に生きていければ嬉しい。労働の原動力は、儲けや出世のためではなく、家族と一緒に生きていける”喜び”だったのです。


『記憶の記録 一緒が嬉しい 』
『記憶の記録 一緒が嬉しい 』

家族とは何でしょう。何のために学び、創造するのでしょう。そんな大切なことに気づき、“ヒトの種”が生きた時代から、ヒトが生きるために造りだしてきたことを見直すためにこのブログを執筆していきたいと考えています。

 

 
 
 

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